天切り松 闇がたり

箱根の帰りはいつもロマンスカーを乗りついで
成城学園前駅まで。

改札口で、切符を出そうとお財布を探すと
見つからない。
えっ!どうしてっ?!困った…どうしよう?と。
すぐに駅員室にお邪魔すると、駅員さんからの
事情聴取が始まりました。

しかし私は、先ほどまで浅田次郎さんの代表作
『天切り松 闇がたり』を読み直し、大正時代の
盗っ人稼業に浸かっていたので、安吉親分に
『中抜き』されたか、振袖おこんの『玄の前』に
遭ったかと、一瞬、現実と小説との切替が出来ず、
安吉親分や振袖おこんに会えたような不思議な気分。(?)

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しかし、現実は現実。
あぁ~、お財布と現金だけで無く、運転免許証に
保険証、クレジットカード…
手続きだけで大変だなと駅員室で落胆していると、
「新宿駅で見つかりました!」と電話が入りました。

大急ぎで、新宿駅に向かうと、運転免許証、
保険証、クレジットカードはもちろんのこと、
現金も全額全て入って見つかりました。
ほっ、ラッキー!!!
40数年、落し物・無くし物無しの記録更新!

早速、江戸っ子『天切り松』らしく(?)、
「めでたい時は振る舞い酒だい」と、お財布を
無くしたつもりで大いにご馳走してしまおうと、
悪友2、3名に連絡をするが予定が合わず。
結局、感謝感謝と言うにとどまったが、まずは、
めでたしめでたし。

日本骨気協会
http://korugi.jp
林 幸千代
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by sachiyo